直腸性便秘の原因

直腸性便秘の原因

直腸性便秘の原因は、便意をガマンし続けることです。仕事で忙しいと、便意を感じても、なかなかトイレにいけないものです。つい、ガマンして仕事を続けてしまいがちです。しばらくすると便意を感じなくなります。すると、「ああよかった、行かなくて済む」と、再び仕事に没頭してしまいます。しかしこれは、便意をガマンすることにより直腸が鈍感になっていることを示しています。便意をガマンしてばかりいると、直腸の働きが弱まり、便が直腸まで下りてきても、出にくくなってしまいます。長い間便が腸内にとどまっているため、水分が吸収されてカチカチになります。これも便を出にくくさせている原因です。 

直腸性便秘では、浣腸をしたり、便秘薬を飲んだりして、無理やり出すのはいけません。かえって直腸の神経を弱めてしまう結果となります。それよりもまず、便意を感じたらすぐトイレに行く習慣を、取り戻すようにしましょう。便をガマンしてばかりいると、上手に力めなくなります。力み方に気を付けることも、改善に役立ちます。直腸性便秘の治療では、力み方や排便姿勢の改善も含めた、正しい排便習慣について訓練を行います。 

カチカチの便は、水分不足の状態です。水分不足も直腸性便秘の原因となります。ですから、水分をタップリとり、水分不足を解消するのも大切です。水やお茶を飲むだけではなく、スープやみそ汁など、水分の多い料理を食事に取り入れることも大切です。食物繊維の摂取も合わせて行いましょう。